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ひと手間Weblog

メカ好き文系が試みたDIYと乗り物のレストアやモディファイの備忘録

ホンダCBX125Fのレストア完結 ― おめかし&メンテナンス追加編

CBX125Fの追加のおめかしとメンテナンスを行った。これで全ての作業が一段落。天気のいい日は、毎日のように近場を乗り回している。エンジンがセル一発で掛かるようになって、年甲斐もなく嬉しくてしょうがないのだ。やっぱり、バイクは乗ってナンボ!!


 

 

11月13日のおめかし

リアサスを塗装

ホンダCBX125Fのレストア復活 ― 外観モディファイ編】の最後でも触れたリアサスの青色が、どうも気になる。モディファイを行ったイメージをスポイルしてる気がするのだ。そこで、以前から愛用している、モノタロウのサビ止めスプレー塗料のグレーで塗装してしまった。このスプレー塗料は、以前ジェンマのフレームを塗った際に気に入り、フロントキャリアなどの塗装にも用いている。

 

リアサスの塗装は、スプリングを外して行えばダンパー部分の全てを塗り潰せるのだが、お手軽にマスキングで行ってしまった。

 

モノタロウのサビ止めスプレー塗料の乾燥後は、つや消しグレーの仕上がりになる。注意として「自動車には使用しないで下さい」とある。それに対して顧客から質問があり、回答は耐候性がなく、のりも悪いとのこと。それを理解した上でも、下塗りせずに塗装ができるので、色々なパーツの塗装に愛用している。

 

11月14日のおめかし&メンテナンス

クランクケースカバー黒色の簡易補修

アルミ腐蝕による塗装浮きのブツブツは手に負えないが、塗装剥げ箇所の粗隠しを油性マーカーの黒で行ってみた。さらに、くすんでいた大小アルミキャップとHONDAロゴを磨いたら、外身ポンコツのクランクケースカバーが、大夫マシに見えるようになった。あくまでも簡易的な油性マーカーでのタッチアップなので、耐久性には期待していない。

 

マフラーガスケットの取り付け

ふと思い出したのが、マフラーガスケットの存在。何故かよく確認もせずに、マフラーを取り付け、100キロほど走行してしまった。なぜ気づいたかというと、規定トルクで締めたスタッドボルトのナットが、かなり奥まで入った状態だったからだ。マフラーを固定している各ナットを緩め、マフラーを外してエキゾースト部分をチェック。案の定、何も入っていなかった。そこで、近くのナップスへTZR125で行き、キタコ製マフラーガスケットH-10を2つ購入してきた。

 

エキゾースト出口が下方に斜めになっていることと、エキゾーストの直径に対してマフラーガスケットが小さめなので、はまらずに落っこちてきた。そこで、マフラーガスケットのシリンダー側に、グリスを薄く塗って取り付けたところ上手くいった。当初は、ヤマトのりや瞬間接着剤なども考えたけれど、グリスを思いついたのだ。施工後にネット検索をしてみたら、割と多く用いられてる方法だったので、エンジンにも問題なさそうだ。

 

純正CDIの再投入

CDIをキタコ製POWER REVから、純正CDIに戻してみた。以前のエンジン環境では、電気系統に信頼がおけず、ちょっと疑っていた純正CDI。実は、何も問題がなかったようで、交換後にすんなりとエンジンが掛かったのだ。拙宅のCBX125Fは、キタコ製CDIでアイドリングを1500rpm以下に設定すると、ほぼエンストしてしまう。ところが、純正CDIだと1400rpm以下でも安定している。アイドリングからのアクセルのつきも良い。一方、吹け上がりや高回転ではキタコ製に分があり、レッドゾーンを軽く超えそうな伸びとパンチがあった。

 

11月16日のおめかし

アルミ製バーエンドキャップに交換

購入時からプラ製バーエンドキャップが、左右とも削れてキズだらけになっていた。これは、最低でも2回はコケているということだ、これを交換すれば、気になるようなキズはほぼ消滅、レストア&モディファイもいよいよ大詰めとなる。交換に選んだのは、中華製のアルミ製バーエンドキャップだ。プラ製でもよかったのだが、価格もそれほど変わらないので、ちょっとだけ豪華仕様とした。本日、チャイナポスト経由でパーツが届いたので、早速交換。これで全ての作業が終了した。レストアを終えられたのは、載せ替えたエンジンさまさまだったけれど、これからは眺めては一人悦に入り、加えて乗れることも楽しみたい……。