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ひと手間Weblog

メカ好き文系が試みたDIYと乗り物のレストアやモディファイの備忘録

ホンダビートのミッション異音をリビルトミッション交換で解決!

ホンダビートのミッションからの異音が、かなり大きくなってしまった。そんなこともあり、タイミングベルトの交換時期にはちょっと早いが、それら諸々の交換をホンダディーラーに依頼をした。すると、エンジンを降ろしての交換となったようだ。


 

 

エンジン回りのメンテナンス

タイミングベルト関連一式交換

前回2003年にタイミングベルト関連一式を約6万キロ弱で交換、2020年に約9万キロ弱での交換となった。走行距離は少ないのだが、交換してから年数だけは17年も経過している。ビートは走行距離50,000kmぐらいでの交換がおススメらしいので、エンジンを降ろすついでに早めに交換することにしたのだ。

 

タイミングベルトの交換は、ウォーターポンプやベルトテンショナーなど一式を交換する。交換前のベルトを見せてもらったが、特に問題はなさそうだった。

 

オイルシール交換

エンジンを降ろしたついでにカムカバー周りのオイルシール交換もお願いした。年数の経過したE07系エンジンは、プラグホールのオイルシール漏れが定番のようだ。拙宅のビートヘッド内のオイル焼けは、問題ないレベルだろうか。

 

クラッチディスク交換

前オーナーが一度交換したと言っていたクラッチディスクも交換することにした。その交換した2枚目のクラッチディスクで約3万キロ、17年間使用した。これでクラッチディスクは3枚目の交換となる。取り外したクラッチディスクは、まだまだ問題なく使用できるレベルだったようだ。

 

リビルトミッションに交換

ビートのウィークポイントの一つ、ミッション内にあるメインシャフトベアリング摩耗による異音がある。クラッチを踏むと異音が消える場合は、まずこのベアリングが原因のようだ。拙宅のビートも異音が大きくなり、信号待ちでガラガラと少し恥ずかしいくらいの騒音を発していた。

 

拙宅のビートはまだ9万キロ未満なので、ベアリング交換でと思ったのだが、永く乗るなら補償のあるリビルトミッションがいいだろうということで、リビルトミッションにすることにした。気持ち良いくらいにミッションケースが奇麗になったが、運転していても異音が皆無なのは気持ち良い。もちろん、ビート特有のスパッと切り替わるシフトフィールは損なわれていない。

 

全ての作業が終了

ミッションからガラガラ音が激しくなってきた時には、ビートを手放そうとも思ったのだけれど、直して良かったと思う。修理の終えたビートを試走して感じたことは、やはり、ビートは終いのクルマに相応しい相棒だということだった。