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ひと手間Weblog

メカ好き文系が試みたDIYと乗り物のレストアやモディファイの備忘録

TZR125のヘッドライト用LEDをファンレスに変更

TZR125純正ヘッドライト用のバルブは、PH6Eという特殊バルブだ。それを嫌い、一般的なH4バルブが使え、ヘッドライトユニットをそのまま流用できるTZR250(1KT)用に置き換えてある。しかもH4バルブなら、ハロゲン、HID、LEDの各種バルブが、流通量の多さから安価に求められるメリットもあるのだ。

中華製ヘッドライト用LEDバルブ

フロントカウル前面のYAMAHAロゴと側面のTZRロゴは、手作業時代のもの。ヘッドライト横のカッティングシートによるレッドのカラーリングも下側部分がまだ未着手だ。カウルの形状が単純でなく、型紙を起こすのが面倒になり、先送りにしてしまったのだ。その後重い腰を上げ、着手した。

ヘッドライトは、【ヤマハTZR125レストア&モディファイ ― 電装関連編②】でご紹介したように、ユニットごと置き換えて既にH4バルブが利用できるようになっている。H4バルブは、ハロゲン、HID、LEDと選択できるが、本命はLEDバルブだ。特に旧車は省電力のLEDバルブが最適解と思っているので、消費電力の大きいハロゲンと、複雑な配線が必要になるHIDを利用する考えは微塵もない。

ヘッドライト用のLEDバルブは、JB23型ジムニー用に利用していたH4バルブ(冷却ファン付き)のお下がりを取り付けた。そのLEDバルブはアマゾンで調達した中華製で、色温度は6500ケルビンのホワイト、一応車検対応を謳っている商品だった。

色温度6500ケルビンのLEDバルブを点灯した状態。ヘッドライトユニットは、流通量の多いH4バルブが利用できる1KT用に置き換えてある。さらにH4バルブなら求めやすい価格で手に入るようになる。

ところが、そのLEDバルブをジムニーに取り付けて車検に出したら、メンテナンスをお願いしているスズキ自販から連絡があり、ヘッドライトの光軸だけが車検に通らないという。年式からハイビームでの検査になるのだが、ハイビームで光が集光できずに散ってしまうのだそうだ。どうやら車検対応と謳っているものでも相性があるようだし、価格面からも厳密な検査を行わずに出荷しているのかもしれない。ということで、車検はハロゲンランプで通すことになってしまった。そんな訳有りのお下がりだ。とはいえ、ロービーム使用時のグレアを抑えた製品なので、バイクでも光軸を合わせれば対向車の迷惑にはならないはずだ。

 

クリアイエローフィルム貼付とLEDバルブ変更

40%引きで購入したNOVSIGHTというメーカーのH4 LEDバルブ。色温度6500ケルビン、消費電力20W 、明るさ4000ルーメンとある。性能はごく標準的だが、ファンレス設計が特徴だ。交換用手袋付き。

最近では冷却ファンレスタイプのLED H4バルブを、数多く目にするようになった。バルブがすぐ目の前にあるバイクは、冷却ファンレスが好ましいと思う。冷却ファン付きは、キーを入れるとヘッドライト点灯と共にノイジーなファンが回りだし、気分的に何ともせわしないのだ。

そこで今回新たにファンレスタイプのH4 LEDバルブをアマゾンで調達した。人気のある商品なようで、評価数は優に1,000を超えている。アマゾンの評価で、特に中華製のものはアテにならないものが多いようだが、まぁ良しとしよう。

ヘッドライトにはクリアイエローフィルムを貼ってみた。ジェンマ125と同様に水貼りで貼ってある。クリアイエロー化で、日中の点灯が義務付けされているバイクが認識しやすくなり、安全性がより高まる気もするのだが……。

そのH4 LEDバルブは、NOVSIGHTというメーカーの商品だ。40%引き!! のクーポンに釣られて思わず購入してしまった。商品自体の仕様は、ファンレス設計以外は至って普通のLEDバルブだ。色温度6500ケルビン、消費電力20W 、明るさ4000ルーメンという性能のようだ。取り付けにあたっても特に問題になるようなことはなかった。ファンノイズを嫌いパソコンでも静穏化ファンがあるように、キーオン時でもファンノイズがないファンレスのLEDバルブに交換してよかったと思う。なお、時を同じくしてヘッドライト前面には、【レストアなったスズキ ジェンマ125 ― 中編】でご紹介したクリアイエローフィルムの水貼りを行っている。