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ひと手間Weblog

メカ好き文系が試みたDIYと乗り物のレストアやモディファイの備忘録

スズキ ジェンマ125 LEDヘッドライトを交換

2018年に入手したジェンマ125。レストモッド(レストア&モディファイ)を行いながら、下記リンクでご紹介したジェンマ125のヘッドライトのLED化を行った。今回、冷却ファンレスLEDで静音化を図ってみた。


 

 

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冷却ファン装備のLEDヘッドライト

2018年当時、PH8タイプのLEDヘッドライトは、選択肢がなかったようで、冷却ファン装備でPH7やPH8に変換リングで対応するH4タイプのLEDヘッドライトを購入している。このLEDヘッドライトは、明るさが2000ルーメンで3面発光タイプだ。

 

ロービームでは3面のうち2面が発光、ハイビームで下面にあるLEDが発光するタイプだ。消費電力は12W。正三角形の面それぞれに配置された内の2面が、発光しているのが分かる。

 

LEDヘッドライトをファンレスに交換

LEDヘッドライトのファンレス化にあたり、無加工のヘッドライト用ソケットが必要となるため、ジェンマ125のヘッドライトユニットをヤフオクで入手した。今回選択したLEDヘッドライトは、P15D-25-3というPH8規格のファンレスLEDヘッドライトだ。消費電力は8Wで1400ルーメンとなる。さらに2個入りのお得仕様だ。この商品をアマゾンのカスタマレビューで見ると、ロー・ハイビームが逆になると複数のユーザーから指摘があった。画像はハイビーム側だけが点灯している状態。

 

ジェンマ125に取り付けてみると、ロービームのスイッチオンでハイビームが点灯(画像の状態)。ハイビームのスイッチオンでロービームが点灯した。そこで、ロー・ハイビームの配線をカプラー側で入れ替え、点灯テストを行ってみた。ロービームのスイッチオンで、ロー・ハイビーム共に点灯、ハイビームのスイッチオンで、ロービームだけ点灯となるが、ハイビームのインジケーターは点きっぱなしとなってしまう。

 

 問題ありのファンレスLED

これを解決するには、LEDを組み込んだソケットを180度回転させてヘッドライトユニットにマウントするしかないようだ。もしくは、LED本体のP15D-25-3口金を、180度回転させて取り付けるのがベストなのだが……。それにしてもP15D-25-3口金を、なぜ180度違えて取り付けてしまったのだろうか。2つあるLEDヘッドライト共にこの仕様なので、恐らくこのロット全てがそうなのだろう。

 

ジェンマ125のヘッドライトユニットの場合、ソケットに大小2つの凸があり、ヘッドライトユニット側にある大小2つの凹に合わせて取り付ける。凹小に凸大を上手く割り込ませて取り付ければ、180度回転となる。そして、LEDが垂直になるように、ソケット位置を調整すれば問題解決だ。幸いにもソケットが緩んで回転することもない。これで、本来のロー・ハイビームのスイッチとインジケーターが、連動して点灯するようになる。