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ひと手間Weblog

メカ好き文系が試みたDIYと乗り物のレストアやモディファイの備忘録

ビクターFS-1のスピーカーを中華製デジタルアンプで活かす!!

ビクターFS-1のCDプレイヤー本体上蓋を手動で開くようにはしたのだけれど、CD自体聴くのが煩わしくなってしまった。スマホなどにダウンロードして聴く、お手軽な方法にすっかり慣れてしまったのだ。そこで、スピーカーを活かすべく小型アンプを物色してみたら……。


 

 

超小型BluetoothデジタルアンプMINI-X25


ビクターFS-1の専用スピーカーは、デッドスペース用に自作した棚部分に、上手い具合に納まってくれた。左手のケースには、デジタルカメラを入れてある。

ビクターFS-1のCDプレイヤーを、半ば強引に使用してはいたのだけれど、スマホタブレットを利用して音楽を聴いている身には、CDの入れ替えは面倒くさくなってしまった。最早、スマホにダウンロードした音楽のクオリティで十分な気がする。以前は、プリメインアンプ、CDプレイヤー、スピーカーでオーディオシステムを組んで、CDを聴いていたこともあった。家を建て替えた際に、実家に預けてしまったのだが、ソニー製TA-F333ESXプリメインアンプやビクター製SX-511スピーカーは、とんでもなく重く、二度とセットすることはないだろう。


AoiBirdというブランドで、製品名はMINI-X25と英字の取説にあった(日本語取説も別途あり)。本体サイズは78✕70✕38mmの極小Bluetoothデジタルアンプ。本体重量は88gという。

話しが横道にそれてしまった。面倒くさいに話を戻すと、ついにというかやっとというか、ビクターFS-1のCDプレイヤーに見切りをつけることにした。そこで、例によってアマゾンで、小型アンプのような商品を検索してみた。すると、超小型のBluetooth接続可能なデジタルアンプを見つけてしまったのだ。いくつか似たような商品があったのだけれど、見た目的には瓜二つなので、中華製品によくあるブランド違いだろうと思い、安価なこちらの商品を購入してみた。商品の入手時価格は3,160円だった。この手の商品は、もう既に2年以上前から発売されていたようで、枯れた情報であることはご容赦を……。

 

必要にして十分な性能でしかも省電力


MINI-X25とスマホBluetoothで接続。音楽を再生して、ボリュームを上げ下げしても、ワット数は変化しなかった。ELPA電力計に接続したのは製品付属のACアダプター。

商品が届いたので、早速実験開始だ。超小型デジタルアンプMINI-X25とスピーカーを、手持ちのスピーカーケーブルで結線。付属ACアダプターを接続すれば、呆気なくセット完了である。あとはスマホとMINI-X25をBluetoothでペアリング、スマホからお気に入りの音楽を流せば良いだけだ。ホントにスピーカーから音が出るのか半信半疑だったのだけれど、見事にその不安は覆された。俄かに信じがたいが、スピーカーから普通に音楽が流れている。今までのあの大きく重いオーディオアンプは何なのだ。大型スピーカーは試してないが、小型スピーカーで聴く分には、この超小型デジタルアンプで十分ではないだろうか。


音楽が終了したり、ポーズを行うと0W表示になった。これなら繰り返し使うと壊れそうなパワースイッチは、ONのままで良さそうだ。棚の肥やしと化したスピーカーがあれば、このMINI-X25デジタルアンプとスマホで、即オーディオシステムになる。Bluetoothは「X25」でリンク。

そして、驚いたことがある。消費電力の少なさだ。ELPA製の電力計で計測してみると、消費電力1Wと表示。それこそ待機電力が1Wの製品もありそうだが、音量を上げてみても変化が見られない。さらに、再生からポーズにしてみると、電力計の表示は0Wとなってしまった。これなら電源ONのままで、耐久性に難がありそうな本体のスライド式スイッチは使用せずに済む。因みに本体のブルーLEDインジケーターは、電源オンで点灯後に早い点滅、Bluetooth経由で音楽を再生させるとゆっくりと点滅、待機状態では点灯となった。なお、Bluetoothの接続・解除は、音声ではなくアラート音が鳴る仕様で、音楽が途切れるようなことは皆無だった。年明け早々に、ちょっとした驚きと共に、良いお年玉を手に入れた気がする。これは間違いなく重宝するだろう。