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ひと手間Weblog

メカ好き文系が試みたDIYと乗り物のレストアやモディファイの備忘録

ホンダビート 後付けキーレスエントリーを復旧

先日、久々にビートに乗って用事を済ませてきた。ビートに限らずオープンカーは、幌を開けて乗ると清々しい気分になるが、それはせいぜい初夏止まりだろう。都内で盛夏にオープンで乗るビートは、熱地獄と化す。強い日差し、道路の照り返し、信号待ちでのエアコンをかけたクルマの排熱、背中に背負ったエンジン等々、まるで拷問のようだ。今年はトラブルにも見舞われてしまい、気持ちのいい季節にあまり乗れなかった。


 

 

キーレスエントリーが故障!?

最初のキーレスエントリーは、すぐにリモコン受信部が壊れてしまった。2セット目は、取り付けてから少なくとも15年ぐらいになるのではないだろうか。共にヤフオクで調達した中華製だが、製品の耐久性の違い、当たり外れには恐れ入る。

6月に入り、新型コロナウイルスの第2波が取り沙汰されているなか、銀行とスーパーマーケットに用事があったので、ビートに乗っていくことにした。ビートに乗る時は、雨の日は乗らないので、よっぽどのことがない限り、幌を開けて乗っている。夏のような日差しだったので、キャップをかぶり、サングラスを掛ける。今はマスクをして乗るので、何やら怪しい出で立ちになってしまうがやむを得まい。銀行が契約している青空駐車場にビートを止め、ワンショルダーバッグを肩に掛けて銀行に向かう。銀行まで少し離れているので歩いていく。銀行で用事を済ませたら、行員に駐車券を無料にするスタンプを忘れずに押してもらう。銀行がちょっと混んでいると15分以上となり、駐車代が400円と馬鹿にならない金額になるのだ。

アクチュエーターは、後方のステーと前方のネジの間に上手く落とし込めたため、ステーを増設することなく、ドアパネルに1ヵ所穴を開けるだけでガッチリと固定できている。

銀行を出て駐車場に戻り、自動精算機に駐車券を入れる。ストッパーが下がるのを確認したら、ビートの幌を開け、スパルコフルバケのドライバーズシートに乗り込む。サングラスを掛けようとしたら、サングラスがない。そこでハッとした。オープンで走行して日差しが強く眩しかったので、サングラスを外すのを忘れていたのだ。銀行内がなんとなく暗かった気がしたのは、サングラスのせいだった。普段からメガネを掛け、サングラスが度付きレンズだったので、サングラスをしていることを完全に忘れていた。傍から見ると、銀行内ではキャップ+サングラス+マスク=不審人物100点満点だったかもしれない。

 

イモネジも緩むわな……

赤丸内のロッドに取り付けたアダプターのイモネジが緩んでしまい、ロッドが引っ張れなくなり、アンロックが行えなくなってしまったようだ。

次はスーパーマーケットでの買い出しだ。銀行でのことがあったので、サングラスをメガネに換えて店内へ向かった……。買い出しが終わったので、支払いを済ませ、屋内駐車場へ向かう。後付けキーレスエントリーで、アンロック。ドアを開けようとしたら、ナビ側ドアがアンロックされてない。もう一度ロック、アンロックを試してみる。ロックボタンを押し、ハザードランプが1回点滅し、ドライバー側はロックした。次にアンロックのボタンを押すと、ハザードランプが2回点滅。アクチュエーターが作動して「ガチャン」という音がしたようだが、ナビ側はアンロックされなかった。やむなくドライバー側のドアを開け、ナビシートにレジ袋を置くことにした。

モノタロウで調達した「ネジゆるみ止め用接着剤」を使用して、イモネジを取り付けた。イモネジを締め込み過ぎると、アダプターが割れてしまうことがあったので、注意した方がよさそうだ。

帰宅後にナビシート側キーレスエントリーの、アクチュエーターの動作チェックをしてみた。やはり、アンロックができないようだ。ドアの内張りを外し、アクチュエーターを確認すると、がっちりと固定されていて全く問題がない。次にロッド部を見ると、アダプターが機能していないことが分かった。イモネジ3ヵ所のうち、上側2ヵ所が緩んでいたのだ。イモネジを外し、モノタロウで調達した「ネジゆるみ止め用接着剤」を塗布、イモネジを締め込んだ。再度キーレスエントリーの動作確認をする。ロック、アンロックともに行えるようになった。懸念した中華製のアクチュエーターに問題はなかった。蛇腹のゴムはへたり気味だが、意外と耐久性はあるようだ。