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ひと手間Weblog

メカ好き文系が試みたDIYと乗り物のレストアやモディファイの備忘録

ノートパソコン不調の原因は?

SSD化で快適に使用していたノートパソコン。ところが、起動は遅いは、起動してからも何をするにしても遅いはで、なぜか様子がおかしくなってしまった。そこで、ノートパソコンのクリーンアップを試みてみたのだが……。

快適だったSSDが鈍重に


hp製ノートパソコンにシステム用にSsnDisk製SSD、データ用にHitachi製HDDを内蔵している。バックアップ用途向けにUSBメモリーを取り付け。

【ノートパソコンに内蔵HDDを増設】でご紹介したように、我がノートパソコンは、SanDiskSSDに置き換えている。起動が速かったはずのノートパソコンが、HDD時代のように起動時間が掛かるようになってしまった。いや、それ以上に遅くなってしまったのだ。そこで、あまり使っていないアプリを削除したり、設定の見直しを色々と行っても殆ど改善しなかった。デスクトップ画面が表示されても、何もできない時間が流れていく。ウィルスチェックを行っても、何も問題ない。でも、何かおかしい。何をするにも全てに時間を要するのだ。最終的には、Windows10の上書きを行ってみたのだが、解決することはなかった。

 

Rapportの削除


大手銀行のネットバンクでは、このページからRapportをダウンロードして、インストールすることが推奨されている。拙宅のノートパソコンとは相性が悪かったようで、Rapportを削除してみることにした。IBMのホームページより転載。

悶々としながらも利用していたのだが、ある時、起動直後にタスクマネージャーで確認してみると、ウィルス対策ソフトRapportが、CPU使用率とメモリーを大量に消費しているのが分かった。このソフト、大手銀行のネットバンクのセキュリティ対策用として、インストールが推奨されているツールだ。再インストールはできるので、試しに削除して再起動を行ってみると……。まさに原因はこれだった。今まで通り、SSD化による快適な環境を取り戻せた。Rapportのアップデートは行っていたと思うが、何故こうなってしまったかは、全く分からないままだ。最新版のRapportなら問題はでないのかもしれないが、暫らくインストールは見合わせることにした。

 

再び快適仕様に


Windows10を最新アップデータ更新済にした拙宅のhp製第3世代Core i5搭載ノートパソコンを、Windows PowerShellでパフォーマンス測定した結果は……。グラフィックの値が低いようだけれど、充分快適に利用できている。

SSD投入当初の頃のように快適になったのは良いのだが、若干は使用していたアプリまで削除してしまった。再度アプリをインストールすれば、以前と同じ環境にはなるのだけれど、シリアルナンバーを調べたり、アップデータをダウンロードして宛がったりする作業が必要になる。そこで、本当に必要になったらインストールすることにして、現状のまま使うことにした。とにかく快適なのだ。起動は速いし、何をするにも待たされることは殆ど感じない。【ノートパソコンの高解像度化に挑む】で、TN液晶パネルからIPSフルHD液晶パネルにも交換済みだ。第3世代Core i5-3210Mプロセッサーでも、SSD化で快適に利用できており、古いアプリも問題なく稼動している。当分はこれで充分だ……。