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ひと手間Weblog

メカ好き文系が試みたDIYと乗り物のレストアやモディファイの備忘録

ジムニーの革巻きステアリングのテカリを取る

JB23W型ジムニーは、全ての車種が乗用登録となり、バン登録はなくなってしまった。時代背景からか、より乗用車チックな丸みを帯びた車体形状となり、内装においてもフルトリム化されている。拙宅のジムニーは、平成16年製特別仕様車の「ランドベンチャー」だ。こちらはさらに豪華仕様に仕立てられ、内装では本革シートや革巻きのステアリングとシフトノブが目を引く。そんな豪華仕様も、経年でステアリングとシフトノブの皮革がテカリがひどい。そこで、どこのご家庭にもある「アレ」で施工したら、見事にテカリが消え去ってしまった。


 

 

「激落ちくん」劇場

左が施工前のテカリ状態。右は水を含ませた「メラミンスポンジ」で軽く擦り、乾いた布で拭き上げた状態。施工時間は数分で、テカリが抑えられたタイトル画像の状態になる。

13万キロに達した拙宅のジムニーだが、まだまだ元気に走ってくれている。中古を購入してから、ウォーターポンプ関連とキングピン関連のパーツは、故障になる前にスズキディーラーにて交換済みだ。拙宅へ来る前は、通勤で使用していたジムニーということで、無理な使用は行っていなかったようだ。それに、K6Aエンジン自体はタフなようなので、今のところ全てに快調である。ところで、このジムニーは、ステアリング周りとシフトノブが皮革パーツで覆われている「ランドベンチャー」という特別仕様車だ。シートの一部に皮革が使用されているなど、ジムニーらしからぬ豪華版なのだ。

ステアリングと同様に施工してみた。「メラミンスポンジ」施行後は、テカリが随分と抑えられている。このままの状態を維持するのには、何か特効薬が必要になるだろう。

中古入手時から、革巻きステアリングのテカリが気になっていた。経年変化によるヤレにあたるのだと思うが、見た目の印象があまり良くない。皮革に限らず、使い込めばヤレてくるのは当然なのだが、ステアリングのテカリはない方が好ましい。そこで、ネットである情報が目にとまり、実践してみることにした。どこのご家庭にもある「アレ」で施工するらしい。アレとは何のことはない「メラミンスポンジ」だ。早速、拙宅で利用していた古くなった「激落ちくん」で行ってみることにした。

 

スポンジらしからぬメラミンスポンジ

以前にアルミホイールのブラッドレーVの中古を落札。汚れが酷かったので、「メラミンスポンジ」で擦ってガラスコーティングしたら見違えるように奇麗に。ただし、若干艶消しの状態になったようだ。

「メラミンスポンジ」に水を含ませ皮革部分を軽めに擦っていき、乾いたマイクロファイバークロスで拭き上げると、みるみる表面が艶消しの状態になっていったのだ。以前、ジムニー用に落札したアルミホイールのブラッドレーVの表面が汚かったので、試しに「メラミンスポンジ」で磨いたらかなり奇麗になった。ところが、古くなったクリアまで削り取ったようで、全体的に若干艶がなくなってしまったのだ。「激落ちくん」の特徴に、消しゴムで擦るように簡単に汚れが落ちるが、その際にカスが出て摩耗するとある。「メラミンスポンジ」は、スポンジという名を借りた目の細かい耐水ペーパーのようなものと改めて認識したのだった。