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ひと手間Weblog

メカ好き文系が試みたDIYと乗り物のレストアやモディファイの備忘録

ホンダCBX125Fのレストア ― 車体周り編③

CBX125Fのレストアは多岐に渡っている。そんな中でも今回は、各種のメンテナンスと、気になった箇所の補修を行ってみた。地味な作業ではあるのだが、安全に乗るためにも決して侮れない作業でもあるのだ。

シートとタンクのメンテナンス

シート表皮は社外製のものに張り替えられているようだ。ただし、タッカーの打ち込みがあまかったようで、釘や木ネジでシート表皮が固定されていた。さすがに釘や木ネジは怖いので、エアータッカーで打ち換えることにした。エアータッカーは中華製の廉価品だが、充分実用になる。

 

フューエルタンクの給油口に、なぜかパテのようなものが盛られていた。タンクキャップ周りからエアーが吸い込めないと、ガソリンがキャブレターに送り出されない可能性があり、エンジン始動不良に陥ることがあるので削り取ることにした。

 

バッテリー周りのメンテナンス

セルモーター用のリレーとヒューズボックスを交換。本来あるはずのヒューズボックスの蓋にあるツメがなくなっていたのと、リレーの調子もなんとなく不調な感じだったのだ。セルモーターへ繋がるプラスの極太ケーブルは、芯線が切れた箇所があったので、こちらも交換した。エンジン始動不良を改善するため、ネガと思える部分に対して、できるだけ交換していくようにした。

 

バッテリーは、ヤフオクでパルス充電器とセット販売されていたものを調達した。充電器は12V専用トリクル充電機能付で、アマゾンでも人気商品のようだ。新品バッテリーでも、この充電器で一度充電してから利用するのがおススメのようだ。

 

クラッチケーブルのメンテナンス

クラッチケーブルは、モノタロウで調達したケーブルメンテナンス用の工具“ワイドタイプワイヤーインジェクター”と“グリーススプレー”でメンテナンスを行った。本モデルをケーブルにセットしてグリスを注入すると、ケーブルの反対側からグリスが出てくる仕掛けだ。初めて利用したが、反対側からグリスが出てきたので、上手くいったようだ。

 

ブレーキ周りのメンテナンス

キャリパーのディスクパッドは、交換されたのかまだ利用できそうなので、ブレーキオイルだけリフレッシュすることにした。ブレーキディスクの減りはあるのだが、限界値までには達しておらず、まだまだ余裕があった。

 

リアブレーキ回りもメンテナンスを行った。ドラムブレーキ内のダストをエアーで吹き飛ばし、ブレーキライニングのカムにグリスアップを行っておいた。

 

マフラーエンドを塗装

マフラーエンドがシルバーになっていて汚れが目立っていたので、モノタロウブランドのお得意の耐熱塗料ブラックスプレーで塗装を行った。