page contents

ひと手間Weblog

メカ好き文系が試みたDIYと乗り物のレストアやモディファイの備忘録

天吊り金具をショートカット

ExquizOn CL760を購入して、生活が一変したようだ。テレビ番組をリアルタイムで見ることがほとんどなくなってしまった。Amazon Fire TV Stickとプロジェクターがあれば、見たい時に、しかも大画面で鑑賞できるようになる。加えてプレイステーション3とトルネやナスネがあれば、録画したテレビ番組もプロジェクターで視聴できるのだ。DTCP-IP機器でさらに楽しめる。プロジェクターのある生活、なかなか快適である。ただし、一つだけ問題がある。天吊りしたプロジェクターが邪魔なのだ。

天吊り金具の加工

日常生活において、プロジェクター投入で生活が一変した。ところが、低い位置に設置することしかできなかっので、如何せんプロジェクターが邪魔になっていた。ただし、この長さであれば、天井直下にぶら下げた80インチスクリーンのほぼ中央にプロジェクターが位置したので、中国製プロジェクターの台形補正を使用せずに済んだ。

アマゾンで購入したSutekusプロジェクター天吊り金具は、なぜか販売されていないようだ。何か問題でもあったのだろうか。同様な商品で、Firecore天吊金具は販売されている。入手した当時はSutekusの方が若干安価だったので、Sutekusの方を選択したのだけれど……。

詳細を見比べてみると、若干の違いは見られるものの、製品のコンセプトは同一のようだ。もしかしたら、製造メーカーは同一で、違う販売会社で取り扱っていた商品なのかもしれない。

アマゾンで、Firecore販売の商品画像内にある図でも確認できるが、シャフトの長さを調整できる構造で、シャフトは大小2種類の四角いパイプで構成されている。内側のパイプをスライドすることで、最短400ミリから最長600ミリまでの設定が行える。シャフト自体の長さは双方とも約300ミリあるので、最短の状態でセットしても、天井から約400ミリ下がった位置にプロジェクターを取り付けることになる。

200ミリショートカット化した天吊り金具。これで日常生活において、プロジェクターの存在が気にならなくなった。ただし、ショート化の問題もある。中国製プロジェクターは、台形補正が一応付いているのだが、レンズだけで行うため、どうしても投影画像の上下がピンボケとなってしまうのだ。

拙宅の1階に取り付ける場合、天井高は約2.350ミリなので、プロジェクターの高さを含めると、床から約1800ミリの空間しか確保できない。身長は175センチなので、頭をぶつけることはなかった。それでも知らずに振り上げた手が当たったりするので、常に気を配る感じだった。何度となくそのようなことが起こり、さすがに我慢ができなくなって、シャフトの長さを約200ミリカットすることにした。そうすると、床から約2,000ミリの空間となるので、それほど気を配らずに生活できるようになるのではと思ったのだ。

 

チップソーカッター投入

初導入となった高儀製EARTH MANチップソー切断機。切れ味抜群なのには驚いた。

以前は、このような素材は、高速カッターでカットしていた。今回初めて、アマゾンで購入した高儀 EARTH MAN チップソー切断機 165mm CS-100TAを使用してみた。

チップソーカッターでカットしてみると、火花は飛び散らないし、何より切れ味が比較にならないぐらい良かった。とにかく切れ味にはビックリした。

約100ミリにカットしたパイプで天吊り金具を組み上げていく。パイプが抜け落ちないようにプロジェクターを支えながらネジを固定した。取り付けてしまえば、全く落ちる心配はない。

ショートカット化した天吊り金具で、随分と上方に設置することができた。この位置なら日常生活においても問題ない。ショート化したパイプの下部に新たにネジを取り付け、グラつきを完全に抑え込んでいる。

しかし、2つのパイプ間には結構な隙間があり、金具セットのネジで固定しても、左右方向にグラついてしまう。そこで、パイプに3ミリの穴を貫通させてセルフタッピングピスで、パイプ同士を完全に固定してしまった。この措置で、レンズフード開閉時にあった問題が解決した。その問題とは、横方向の力が加わるとプロジェクターが動いてしまい、投影画像の調整を行う必要があったのだ。これで毎回調整の煩わしさがなくなり、グッと使いやすくなった。