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ひと手間Weblog

メカ好き文系が試みたDIYと乗り物のレストアやモディファイの備忘録

スズキ ジェンマ125のバッテリーを交換

ジェンマ125に搭載しているバッテリーの様子がおかしい。調べてみると、既に3年以上使用していた。しかも、バッテリー液が下面以下になってしまっていたのだ……。


 

 

バッテリーの寿命


3年以上前にアマゾンで購入した台湾ユアサのバッテリー「YB7-A-2」。バッテリー液が下面以下になり、専用補充液を注入して充電を行ってみた。

最近3年強使用したバッテリーの具合が芳しくない。そろそろバッテリーの寿命のようだ。前日にバッテリーの充電を行い、その翌日にジェンマ125で買い物に出かけた。充電のお陰か問題なくセルが回り、普通にエンジン始動がした。そこで、買い物へ出かけたわけだ。一通り買い物が終わったので、帰路に就くことにした。ジェンマ125のリアキャリアに取り付けたボテ箱に荷物を入れ、メットを被り皮手袋をする。ジェンマに跨り、セルを回す。すると、何だかセルの回りが弱々しい。ヘッドライトを消し、改めてセルを回してみる。ヘッドライトを消した程度では、エンジンが始動するほど、セルが力強く回ってくれなかった。明らかにバッテリー上がりの症状だ。

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バッテリー上がりでJAFに救援依頼


充電後はセルは回ったのだけれど、帰りにはセルが回らなくなってしまい、立ち往生してしまったジェンマ125。JAFの会員なので、救援を依頼した。

交通量は多くない道路だが、安全な場所へジェンマ125を移動する。ホンダディーラーが休日だったので、入り口付近の歩道へ置かせてもらうことにした。プラグの様子を見るため、サイドカバーを外してみる。ジェンマ125には、プラスドライバーとプラグレンチは、フロントボックスに常に入れてあるのだ。プラグを見てみると、セッティングは濃い目のようだが、特にプラグが原因のようではなさそうだ。ホンダディーラーが営業日なら、お願いをしてブースターケーブルでエンジン始動が行えたかもしれない。押して帰ることもままならず、JAFに連絡をする。30分ほどで来てくれるとのことだった。


セルの回りが弱く明らかにバッテリー上がりの症状だ。プラグを外してみたが、特に問題ないようだ。

JAFの方が来たら、直ちにサービスカー周囲の安全確保を行っている。現在の状況を説明すると、テキパキとした行動でバッテリーとブースターケーブルをセット。ジェンマ125のセルを回すよう促される。すると、簡単にエンジンが始動した。念のため、一度イグニッションキーをオフにして、もう一度セルを回して下さいと指示を受ける。やはり、セル一発でエンジンが始動した。あっけなく解決した。ロードサービスの書類を渡される際に、JAFには32年間継続で入っており、今回が2度目の利用とのことだった。そして、またエンジンが止まったら、再度呼んでくださいとのこと。改めてお礼を告げて帰路に就いた。

 

サルフェーション除去と新バッテリー


アマゾンで台湾ユアサの同一バッテリー「YB7-A-2」を調達することにした。

無事帰宅し、バッテリーの復帰を試みてみた。バッテリー液が良く見えるようにと、開放型バッテリーを購入したのだが、完全に液不足になっていた。バッテリー専用補充液を足し、パルス充電器を利用して、バッテリーのサルフェーション除去を行ってみた。購入した中華製充電器のサルフェーション除去は、リペアスイッチを押して充電を行うと可能なようで試してみる。充電は24時間ほど掛かるようなだ。黄色いキャップは全て取り外したのだが、大きな泡が結構な勢いで出ていた。翌日にバッテリー充電器のインジケーターを確認すると、充電が終了していた。ジェンマ125にバッテリーを搭載してセルを回してみると、幸先良くエンジンが始動した。


前回は自分でバッテリー液を投入したため、劇物譲受書の書類提出を行う必要があった。今回のバッテリーは、事前にバッテリー液が投入されていたのでその必要はない。使用前には予備充電を行っている。

物は試しとエンジンを切り、もう一度トライする。しかし、セルの回りが弱くエンジンが始動することはなかった。充電器のインジケーターで確認しても、電圧は問題ないようなのだが、電流が低めのようだ。何回かサルフェーション除去の充電を繰り返せば、復帰するかもしれない。しかし、3年強使用したバッテリーを液不足にしてしまったことが、致命傷にさせてしまった気がする。管理不足は否めないが、ジェンマ125のバッテリー搭載位置にも問題があると思う。バッテリーがエキパイ直下にある構造なので、バッテリー液が蒸発しやすいのではないだろうか。今回は、使用していたバッテリーに見切りをつけ、依然と同じバッテリーを新規に購入することにした。