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ひと手間Weblog

メカ好き文系が試みたDIYと乗り物のレストアやモディファイの備忘録

乗り物-オートバイ

ホンダCBX125Fのレストア ― 電装編②

CBX125Fのフレーム塗装は、思いのほか奇麗に仕上がった。中古のメインハーネスをヤフオクで落札、ハーネスの配線も無事終了した。パッと見は、35年も前のバイクには見えなくなったが、未だエンジンはセルで目覚めない。このCBX125Fには、のんびりと付き合っ…

ホンダCBX125Fのレストア ― 車体周り編②

CBX125Fレストアの本丸、セルでのエンジン始動が未解決ではあるのだが、いずれは何とかなるだろう。と楽観的に捉え、安全に乗るためにも使用限界に近づいたフロントタイヤを交換することにした。その際に、チューブ付きタイヤを禁断のチューブレス化! さて…

ホンダCBX125Fのレストア ― 車体周り編①

我がCBX125Fのレストアは、我慢の二文字が必要なようだ。けれども、我慢の限界は何れやってくる。その我慢の臨界点を超える前に気分転換を図り、CBX125Fのイメージが少しでも良くなるようなことを行ってみた……。 結局メインハーネスを交換することに パーツ…

ホンダCBX125Fのレストア ― エンジン周り編⑤

以前から気になっていた、インテークマニホールドの周囲にはみ出るほど塗られていた液体ガスケット。インテークマニホールドを取り外すには、Oリング状のシール交換が必須になるが、純正パーツは既になく二の足を踏んでいた。そんな折、Oリングを利用した対…

ホンダCBX125Fのレストア ― エンジン周り編④

セルでのエンジン始動が叶わないCBX125F。そこで今回は、前期型の起こりやすいトラブルの一つ、スタータークラッチのメンテナンスを行ってみることにした。けれども、そこには思いもよらない落とし穴があったのだ……。 スタータークラッチをオーバーホール ス…

ホンダCBX125Fのレストア ― 電装編①

巷では「3密」が必須となっているが、エンジンには、良い点火/良い圧縮/良い混合気が「3必」となる。CBX125Fのエンジンは、押し掛けでは掛かるようにはなったのだが、セルでの始動は叶わない状況だ。そこで今回、電気配線を見直してみることにした……。 A…

ホンダCBX125Fのレストア ― メーター周り-後編

VT250FC用メーターのジャンク品を入手して、ニコイチ化が加速。タコメーターが機能するようになると、スピードメーターの文字盤のヤレが気になってきた。VT250FC用スピードメーターは故障しているが、針と文字盤は使用可能だ。これを利用しない手はない。さ…

ホンダCBX125Fのレストア ― メーター周り-中編

残念ながら、一歩進んで二歩下がるどころではなく、大幅に後退するような展開になってしまったメーター周りのレストア。ここは、得意のニコイチ化で乗り切ることにし、代替となるメーターを探すことにした……。 VT250F用メーターを所望 【案の定】メーターの…

ホンダCBX125Fのレストア ― メーター周り-前編

CBX125Fのエンジンが取りあえず始動したことで(まだ本調子には程遠いが)、次の作業に入ることにした。入手したCBX125Fは、見るからに素人のやっつけ仕事で、色々と弄られている。今回取り組むメーター周りもそうで、メーターの筐体などに転倒によるダメー…

ホンダCBX125Fのレストア ― エンジン周り編-③

CBX125Fのレストアを始めて大きなポイントに辿りついた。エンジン始動である。バイクのエンジンが始動しなければ、良くてオブジェ、悪ければジャンクと化してしまう。今回もレストアの定石を行っていけば、エンジンは目覚めるだろうと高を括っていたが、果た…

ホンダCBX125Fのレストア ― エンジン周り編-②

CBX125Fのレストアは順調に進んでいる。友人の手により修理が完了した、キャブレターを取り付けられることになったからだ。エアフィルター、オイル&フィルター交換と進めていき、充電をしておいた中古バッテリーを取り付けた。プラグの火花が飛ぶのは確認済…

ホンダCBX125Fのレストア ― エンジン周り編-①

CBX125Fは単気筒にもかかわらず、デュアルキャブとデュアルエキゾーストを搭載している。さらにDOHC4バルブシステムは、半球形燃焼室実現のため放射状配置となっている。1984年当時、2ストパワーに比肩するために開発されたRFVC*1エンジンとして世に送り出…

ホンダCBX125Fのレストア ― フロントカウル周り編-③

CBX125Fのヘッドライトは円形なのだが、レンズマウントが独自の形状で互換性がない。レンズはプラ製で、バルブは原付バイクによくあるタイプだ。上位機種のCBX250Sは、レンズマウントが同一形状で、ガラス製レンズにH4バルブが採用されている。そこでヤフオ…

ホンダCBX125Fのレストア ― フロントカウル周り編-②

前回フロントカウルの補修が無事に終わり、次はバックミラーを取り付けることにした。バックミラーの選択に悩むことはなかった。ホンダNS-1にも利用した、社外製CBR600RR用バックミラーに決め、アマゾンで調達することにした。同バイク用に販売中のいくつか…

ホンダCBX125Fのレストア ― フロントカウル周り編-①

CBX125Fのレストアは、思い切ってエンジンからではなく、フロントカウル周りから開始した。通常ならば、エンジンから取りかかるのがレストアの定石かもしれない。けれども今回は、敢えて外観から取りかかることにした。見た目が奇麗になれば、否応なしにエン…

ホンダCBX125Fレストア前の現状確認

レストアにあたり、バイクの状態を知るのは重要だ。今回のCBX125Fは、エンジン不動になったのが1年ほど前なのと、保管状況が良かったので、何か問題がなければキャブレターの清掃でエンジンは始動すると思う。そしてチェックして気づくことは、中古バイク特…

ジェンマ125のオイル交換

ジェンマ125のオイル交換を行った。それ自体は何のトラブルもなく、ごく普通に行えた。けれども、走行距離とオイル交換の回数が、頭の中でリンクしていなかった。愛車は大事にしても、記録簿などを詳細にとるタイプではない。さらに悪いことに、マイ記憶簿は…

ホンダCBX125Fで打ち止め(たぶん)

もう買うまいとは思っていたのだけれど、令和の時代になってホンダCBX125Fをヤフオクで落札してしまった。前オーナーは2018年10月に個人売買で購入したものの、数回乗って仕事が忙しくなり、ほったらかしにしてしまったらしい。そのせいでエンジンが掛からな…

ジェンマ125のバッテリー交換と改善 ― 後編

今回購入した台湾ユアサの開放型バッテリー「YB7-A-2」は、電解液を注入するタイプだった。電解液を注入する煩わしさはあるが、新品をリアルタイムで手にする満足感もあるのだ。自らの手でゼロ発進をさせたこのバッテリー、どのくらいの日々を刻められるだろ…

ジェンマ125のバッテリー交換と改善 ― 前編

ジェンマに搭載されていたバッテリーは、2018年7月のレストア開始より現在までなんとか持ち堪えてくれている。しかし、たまに乗ろうとすると、セルの回転が弱くグズる時があるのだ。そんな時はプラグを外し、清掃してやれば、多少弱くなった電圧でもジェン…

TZR125のリア用ウインカー交換

ヤフオクで落札し、TZR125に取り付けたフロントウインカー。良くできているのでリア用にも調達したいと思った。しかし、ヤマハ製なのかサードパーティー製なのか不明なのだ。ヤフオクのヤマハカテゴリ「ライト・ウインカー」で検索しても、同一タイプが引っ…

TZR125のヘッドライト用LEDをファンレスに変更

TZR125純正ヘッドライト用のバルブは、PH6Eという特殊バルブだ。それを嫌い、一般的なH4バルブが使え、ヘッドライトユニットをそのまま流用できるTZR250(1KT)用に置き換えてある。しかもH4バルブなら、ハロゲン、HID、LEDの各種バルブが、流通量の多さから…

新品⁉ ジェンマ125の純正フェアリング装着

今回ヤフオクで手に入れたものは、昭和60年前後に製造されたジェンマ125用純正フェアリングの新品だ。令和時代を迎え、平成を通り越して30数年前の昭和の製品が、未だに残っていたのが不思議でおとぎ話のようだ。そして蓋を開けてみたら、製品の堅牢な作りか…

カッティングマシンでTZR125のロゴを刷新

カッティングマシン導入後に最初に取り組んだのは、ヤマハTZR125のロゴ関係だ。手作業でカットしたロゴは、お世辞にも奇麗とは言えないものだった。それが製品レベルと言って良いぐらいの仕上がりになったのだ。手作業での投げ出したくなるような手間も必要…

TZR125のエンジンスワップ ― 後編

搭載されていた2RMエンジンに問題があったので、出品業者曰く、好調な実働2RM用エンジンをヤフオクで落札。エンジンスワップ後に、キャブレターのペストセッティングを追い求めるため、シングルシート、フューエルタンク、エアクリーナーボックス、キャブレ…

TZR125のエンジンスワップ ― 前編

一応完成を見たヤマハTZR125。しかし、エンジンに問題を抱えていた。そこでヤフオクで、業者出品の実働で好調という中古エンジンを落札、エンジンスワップを行うことにした。入手した中古エンジンは、外観は汚かったが、クランクリードバルブを外して見える…

ヤマハTZR125レストア&モディファイ ― 完成披露編

ヤマハTZR125を2015年3月に入手。メーカークオリティを掲げたレストア&モディファイは半年近く紆余曲折の期間を挟んだが、約1年余りで完成に漕ぎ着けた。今となっては貴重な2ストロークマシンを、復活し終えたことが何よりも喜ばしい。さりとて125ccとは…

ヤマハTZR125レストア&モディファイ ― 外装編②

タイトルカットはTZR125を入手し、トランボして貰ったデリカバンから拙宅前に降ろした直後のものだ。ここからレストア&モディファイが始まったのだけれど、ついにカウルの塗装、カラーリングに至るまでになった。カラーリングの案は、2つ候補がある。さて…

ヤマハTZR125レストア&モディファイ ― 外装編①

TZR125のレストア&モディファイも、いよいよ佳境に入ってきた。今回は前後カウルの補修と塗装までのご紹介だ。メーカークォリティーを掲げている以上、ここでしくじるのは不味い。それにしても塗装下準備の水研ぎは、思いのほか時間の掛かるきつい作業だっ…

ヤマハTZR125レストア&モディファイ ― 車体関連編③

苦労しながらも、なんとか順調にレストア&モディファイが進んでいるTZR125。車体関連編の3回目は、小物類を中心にご紹介したいと思う。ちょっとした工夫で作った工具と、あるものを利用してブラッシュアップしたTZR125用パーツのデキ具合は如何に……。 フロ…